赤ちゃんの成長マイルストーン:重要な発達ステージを理解する
赤ちゃんの発達は、一連の重要なステップ(発達マイルストーン)を経て進行します。
これらの段階は、身体的な成長と共に、赤ちゃんの神経系の発達にも大きく影響を与えます。
マイルストーン1:首すわり
首すわりは、赤ちゃんの成長において最初の大きなマイルストーンです。
この段階では、肩と首の筋肉が発達し、赤ちゃんは頭を持ち上げて動かす能力を得ます。
うつ伏せの姿勢で、腕を45度にして首を上げることができれば、首すわりが成立している証拠です。
3か月検診などといった検診の際に実施する、仰向けに寝かせた赤ちゃんの手を引っ張って首がすわっているか確認をするという方法は、あまり正確な方法ではないという説もあります。
赤ちゃんが首をこわばらせて、結果として首がついてきているだけということも考えられるため、うつ伏せ状態で頭を起こせるかを試してみましょう。
マイルストーン2:寝返り
寝返りは、赤ちゃんが体をコントロールする能力を発達させる重要なステップです。
理想の寝返りは、自分の足をつかんで足の指をなめるようになってきたら、その体勢のままコロコロと左右に優しく転がしてみて、そのままの勢いで寝返りをする形です。
大体の赤ちゃんは半年くらいで寝返りをするといわれていますが、赤ちゃんによっては寝返りが嫌いだったり苦手だったりという理由でなかなかしない場合もあります。
月齢はあくまで目途として考えましょう。
寝返りをするようになると、就寝中にスワドルを使うなどは控えるようにしましょう。
マイルストーン3:ずりバイ
ずりバイの段階では、赤ちゃんは体の右と左を均等に使い始めます。
これは右脳と左脳の発達に影響し、感情の発達にも関わってきます。
この運動は主に腸腰筋と中殿筋を使い、片手片足で行うずりバイは、身体の一部の神経発達に多少の遅れていることを示す可能性があります。
ただし大きな心配をする必要はありません。
この場合は左右での神経発達の差がある可能性があるので、以下のページのリカバリーなどを試してみてください。
ポイントとしては、親心で無理に足を地面につけて蹴りやすくするといったことはしないという点です。
それよりも畳やフローリングなど蹴りやすい床の上でゴロゴロさせてあげるのがおすすめです。
私も娘に対して地面に足をつけさせて「ここを蹴るんだ!がんばれ!」と練習をさせていましたが、ある時子育て支援センターに連れて行ったときにずりバイをしている子を見てから、帰宅後できるようになっていました。
案外、先輩赤ちゃんの様子を見て習うということも重要なのかもしれません。
マイルストーン4:ハイハイ
ハイハイへの移行前には、ロッキングと呼ばれる前後運動が入ります。
四つん這いの姿勢で前後に揺れる動きで、ずりバイ期間中によく目撃することになると思われます。
これは腸腰筋や中殿筋のストレッチに役立ちます。
ハイハイでは、大人が歩くのと同じように、手と足が逆の動きをするため、手のひらの把握反射が残っているとこの運動が難しくなります。
また、この動きは、将来的にお箸やお茶碗を使う能力にも影響を与えます。
右手でお箸を持って左手でお茶碗を持つ(左利きの方は逆でしょうか)などの左右別々の動きが苦手な幼児はもしかしたらハイハイの期間が短かったかもしれません。
また、ハイハイの期間をあまり持たずにつかまり立ち練習をさせる方も多いですが、ハイハイの期間はなるべく長くとってあげましょう。
お座り
お座りは、これまでの発達段階を経て自然に習得されるものです。
意図的なお座り練習は必要ありません。
実際、強制的なお座りは姿勢を悪くし、姿勢が悪くなると身体の様々な部分に悪影響を与えます。
Stepとしてはハイハイのあとのパターンが多いですが、ハイハイ前でもできる子はいます。
周りはお座りさせているのにと不安になる親御さんの気持ちもわかりますが、いつかは勝手にできるようになるので、それまでは自由にさせてあげるようにしましょう。
まとめ
これらの各発達段階は、赤ちゃんの身体的、神経的成長に大きな影響を与えます。
周りの赤ちゃんと比較して、遅れているのではとマイルストーンを踏まずに次のステップに進めていくことはおすすめしません。
むしろ、お子さんのペースに寄り添って今しかできないことを一緒にやってみるのはいかがでしょうか。
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