運動発達とドーマンメソッドの重要性
運動発達に関して考えたことはありますか?
子どもたちにとって、運動はただ楽しいだけでなく、身体的な知能と脳の成長にも欠かせない要素です。
ドーマンメソッドは、この運動を通じて子どもの潜在能力を最大限に引き出すことを目指しています。
今日は、ドーマンメソッドにおける運動の重要性と、歩くまでに経験するべきステップについて詳しく見ていきましょう。
運動発達の重要性
ドーマンメソッドでは、子どもの運動発達はただの身体活動以上の意味を持っています。
このメソッドは、運動を通じて子どもの脳の発達を促進し、潜在能力を引き出すことに重点を置いています。
簡単に言うと、赤ちゃんの内から運動能力を高めることで、記憶力や理解力などの知的能力も発達するというものです。
手足バタバタ期(新生児期)
- 重要性: 延髄の発達を促し、基本的な運動能力を育む。
- ポイント: フローリングなど滑らかな場所で、薄着にして広いスペースを確保。うつ伏せにして、常に見守りましょう
延髄は生命維持に直接関係する、脳髄と脊髄をつなぐ部分です。
重要な中枢神経が通っており、非常に重要な期間です。
絶対に目を離さないようにしながらも、うつ伏せにしてあげることで様々な神経接続を促します。
腹ばい期(乳児期)
- 重要性: 脳橋の発達を支え、自己移動の基盤を築く。
- ポイント: 赤ちゃんのお気に入りの物を少し離れたところに置き、自発的な動きを促す。
- 安全を確保しつつ、親子で床の上での時間を楽しみましょう。
脳橋とは延髄のちょうど真上に位置し、小脳からの情報を調整します。
小脳が運動調節や平衡の中枢として機能しているので、特に運動に関連した器官とも呼べるでしょう。
ハイハイ期
- 重要性: 中脳の発達を促進し、立体的な視覚を養う。
- ポイント: ハイハイのコースを作り、1日360m程度を目安にハイハイを促しましょう。
- 長ズボンや靴下を着用しても大丈夫です。
中脳は前述した脳橋のさらに真上に位置する期間です。
ハイハイは特に重要と言われていて、立つ練習をしている子はハイハイ期間が短い場合が多くみられるのですが、たくさんさせてあげることで運動能力の向上が見込まれます。
よちよち歩き期
- 重要性: 大脳皮質の発達を促し、バランス感覚を養う。
- ポイント: 安定した家具でつかまり立ちをさせ、素足での歩行を促しましょう。
- ハイハイも継続して脳の発達を支えます。
大脳皮質は、脳のしわしわ部分のことです。
主に近く、随意運動、思考、記憶や学習などの高次機能を担っています。
すらすら歩き期
- 重要性: 原始皮質の成長を促し、スムーズな歩行を可能にする。
- ポイント: 様々な地面を歩かせ、歩行の経験を豊富にしましょう。
- 距離は徐々に伸ばしていきます。
原始皮質は運動野、感覚野、視覚野、聴覚野の機能があり、脳の中でも基本的で不可欠な部分です。
走り回り期(小児期)
- 重要性: 初期皮質の発達を促し、俊敏な動きを身につける。
- ポイント: 安全を確保した上で、自由に走り回らせ、好奇心を育みましょう。
- 無理強いせず、楽しみながら運動させます。
なんでも期(児童期)
- 重要性: 成熟皮質の発達を支え、多様な運動能力を育む。
- ポイント: 様々なスポーツや活動にチャレンジさせ、身体能力の全般的な発達を促します。
運動発達における注意点
- 子どもの反応を観察: 子どもの様子をよく観察し、適切な刺激を与えましょう。
- 達成感を大切に: 小さな成功を一緒に喜び、達成感を育みます。
- コミュニケーションを重視: 子どもとたくさん話し、関わりを深めましょう。
- 無理強いは禁物: 子どもが不安を感じる場合は、無理に行わせないようにしましょう。
- 家族での参加: 兄弟や両親も一緒に活動に参加し、家族全体で楽しむことが重要です。
子どもたちの運動を通じて、身体だけでなく脳の発達も促すドーマンメソッド。
これらのステップを踏むことで、子どもたちの可能性を最大限に引き出すことができるでしょう。
毎日のちょっとした遊びや活動が、子どもたちの未来を豊かにする一歩となります。
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