静電気と赤ちゃんの健康: 安全な環境作りとアーシングの重要性

静電気と赤ちゃんの健康 健康

赤ちゃんのための静電気対策とアーシングのすすめ

静電気とは何か?その影響は本当にあるのか?

静電気とは

静電気は、二つの異なる物体が接触または摩擦により電荷が蓄積され、分離した際に生じる電荷の不均衡です。

この現象は、特定の条件下で物質間で電子が移動することによって発生します。

静電気は日常生活の中で頻繁に経験される現象であり、衣服の摩擦や、異なる材質を触れ合わせた時に特に顕著に感じられます。

静電気が放電する際には、小さな火花や軽いショックとして感じることがありますが、通常は無害です。

人の体はプラスに帯電?マイナスに帯電?

電荷の蓄積については、人間の皮膚や物体がマイナスの電荷(電子)を蓄積することもありますが、プラスの電荷(電子の欠如)を蓄積することもあります。

静電気の現象は、電荷の移動によって生じるため、どちらの電荷が蓄積されるかは、接触する物質の種類や状態に依存します。

一般的に、摩擦によって電子が一方の物体から別の物体へ移動し、その結果、一方がマイナスの電荷を帯び(電子が多くなる)、もう一方がプラスの電荷を帯びる(電子が少なくなる)ことになります。

静電気による帯電で身体に悪影響は?

まず、よくある説は「人の体はマイナスに帯電していて、血中の成分はプラスの電荷をもっているので、血液や血液中の成分が外側に引っ張られてむくむ」などの話がありますが、これは本当でしょうか?

結論としてはそのような現象は科学的根拠に基づいておらず、ありえないと考えられます。

人体の血液や他の液体が外側に引っ張られるという現象は、静電気の影響では発生しません。

血液の流れや体液の分布は、心臓のポンプ作用、血管の弾力性、重力、体内の圧力調節メカニズムなど、多くの生理学的要因によって制御されています。

静電気が人体に与える影響は極めて限定的で、そのような体液の動きに影響を与えるほどの力はありません。

静電気が生物に及ぼす影響の研究

基本的に国内においても海外においても、静電気の帯電が人体に悪影響を及ぼすといったような研究結果はありませんでした。

ただし、かなり昔の研究になりますが、ラットを使った静電気の研究をご紹介します。

この研究は、静電気がラットの血液と血清電解質に与える影響を調べたものです。

ラットに200Vから1600Vの静電気を当てて、その血液にどんな変化が起きるかを調べました。

ラットには、異なる強さの静電気が4週間にわたって当てられました。

研究の結果、赤血球数、白血球数、血色素量、pH、比重、赤血球沈降速度、血清中のナトリウム量およびカリウム量に有意な変化は認められませんでした。

つまり、静電気がラットの健康に悪い影響を与えることはほとんどないということです。

静電気を放電させる?アーシングの本当の効果とは?

アーシング(Earthing)というものをご存じでしょうか?

この言葉は身体と大地をつなぐことをさします。

地面や水などの自然に素肌で触れることで、体内にたまった電気を放出し、地球のエネルギーを受け取るという健康法です。

このアーシングは、体内の炎症を抑え、免疫力を高め、傷の治癒を早め、ストレスや不安を軽減したり、心拍数のの変動を改善するといわれています。

ただし、前述のとおり静電気の帯電が身体に悪影響を及ぼすことはないと考えられているため、アーシングはむしろリフレッシュ方法として考えるのが良いと思われます。

特に子どもの健康という点で、実際に0歳から大地に触れさせるというのは非常に有効です。

これは静電気を放電するといった眉唾な話ではなく、自然界にある様々な菌を体内に入れることによる腸内環境の活性化や免疫機能の向上などの効果を見込めるからです。

例えば芝生の公園でハイハイさせたり、砂浜で足をついてみたりなどの簡単なことでよいので、生後半年を過ぎたあたりで一度試してみるのが良いのではないでしょうか?

子どもも初めての芝生や砂浜に大興奮するかもしれません。

まとめ

静電気による赤ちゃんや幼児の健康に対する影響というものは、現段階では考える必要が無いと思われます。

アーシングに関しても、静電気を放電するという理由ではなく、自然と触れ合うことで免疫機能の向上をさせることを目的としてさせてみるということを考えてみてください。

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